『真の愛国とは、考えさせられる。思考するアニメ。最早サブカルの範疇ではない。』
近未来を舞台に選んだ、極めて政治色の濃い作品である。村上龍の
「半島を出よ」より、数段上である。
さて作品の中味であるが、日本国内で一時期労働力として導入されながら疎まれている難民問題が焦点になっている。この作品中では、中国系ということになっているが、私には「在日」朝鮮、韓国人にかぶって見えてしょうがない。陰謀を廻らす内庁が、現代日本の「新しい歴史教科書を作る会」であり、その首魁:ゴーダは八木秀次であり、ゴーダが作るウイルスが「嫌韓流」「ゴーマニズム宣言」であり、そのウイルスに罹るするのが、擬似右翼、保守事大主義者のネット種族、彼らはマイノリティである「在日」にたいした根拠もなく敵愾心を抱いている。
ウイルスに一度罹りながら、自己更生し、かえって難民=「在日」の側に立つのが、真のヒーロー:クゼである。
現今の穢れた、退廃の世の中、真なるヒーロー
クゼの出現が望まれる。